出産後は妻の体力がかなり消耗しています。役所の手続きは旦那が一手に引き受けて、スマートに済ませたいものです。
事前にやるべきことを把握しておくと、出産後にすぐ手続きを済ませることができます。
もしよくわかってなくても心配なし!必要書類をもって役所に行けば、窓口ですべて教えてくれます。
子供が産まれたことを登録する重要な手続きです。抜けもれなく済ませましょう。
子供が産まれた後の手続きが複雑で抜け漏れがありそう
コンテンツ
出産後の手続きは何をすればいいの?
出産の場に立ち会うことができて、新しい命が産まれる感動と、これから育てていく責任感を感じました。同時に、出産時には何もできず男親の無力さを痛感しました。
男親が力を発揮すべきは出産後です!産後は妻の体が大きなダメージを受けていますからね。極力横になって休んでもらい、家事や育児の主戦力にならないといけませんね。
出産後に旦那が済ませておきたいことの一つが役所での手続き。子供のための大切な手続きです。妻に休んでもらっているうちに、スマートに手続きをすませたいですね~。
詳しくは窓口で。ひとまず役所へ行けばOK!
出産後は難しいことは考えずに、必要書類をもって役所に行けばOK!
どんな手続きをすればいいのか、役所の窓口に行けばその場で丁寧に教えてくれます。なんだかよくわかんない...っていう人は、担当者の方に教えてもらいながら手続きを進めればいいんです。
それでも子供がこの世に生まれたことを登録する大切な手続き。どんな手続きが必要なのか事前に把握しておけば、手続きがスムーズに進められます。
僕の場合、必要書類は出生証明書、母子手帳、身分証明証、銀行のキャッシュカードの4つでした。出産した産院で出生証明書をもらえれば、必要なものが揃って役所での手続きができる状態になりますね。自治体によって必要書類が若干異なる可能性もあるので、念のため、事前に確認しておくと安心です。
出産後に役所でやるべき手続きリスト
出産後に大きなダメージを受けている妻。大切な子供の手続きは旦那がスムーズに済ませたい。
手続きが完了するまでに時間がかかるものもあるので、子供が産まれたらできるだけ早く手続きを行いましょう!
*必要書類は自治体によって異なる場合があるようです。各自でご確認ください。
出生届の届出
必要書類:出生届、母子手帳、身分証明証
期限:出産日を含めて14日以内
出生届は子供の戸籍を作るための大切な書類。14生後14日以内に済ませばいいやって思わず、できるだけ早く提出しましょう。里帰り出産の場合、出産した現地の役場で手続きを済ませてもOKです。
出生届んひは医師に記入してもらう項目があります。出生届は役所でも準備されていますが、産院で準備してくれている場合もあります。
児童手当金の申請
必要書類:母子手帳、身分証明証、振込先がわかるもの(キャッシュカードなど)
期限:生後15日以内
児童を養育している人に対して、支払われる手当金です。中学卒業時まで毎月受け取ることが出来ます。
生後15日以内に手続きを済ませれば翌月から支給されますが、遅れた場合は手続きが完了した翌月から支給が開始します。全額もらえるように手続きは早めに済ませたいですね。
児童の年齢 | 児童手当の額(一人あたり月額) |
---|---|
3歳未満 | 一律15,000円 |
3歳以上 小学校修了前 | 10,000円 (第3子以降は15,000円) |
中学生 | 一律10,000円 |
夫婦のいずれかが所得限度額を越える場合、支給額は児童一人に対して、一律5,000円になります。
扶養親族等の数 | 所得制限限度額(万円) | 収入額の目安(万円) |
---|---|---|
0人 (前年末に児童が生まれていない場合 等) | 622 | 833.3 |
1人 (児童1人の場合 等) | 660 | 875.6 |
2人 (児童1人 + 年収103万円以下の配偶者の場合 等) | 698 | 917.8 |
3人 (児童2人 + 年収103万円以下の配偶者の場合 等) | 736 | 960 |
4人 (児童3人 + 年収103万円以下の配偶者の場合 等) | 774 | 1002 |
5人 (児童4人 + 年収103万円以下の配偶者の場合 等) | 812 | 1040 |
健康保険証の申請(加入している健康保険組合で申請)
必要書類:母子手帳
期限:できるだけ早く
夫婦のうち、収入の高いほうの健康保険組合に子供も加入することになります。
会社員の場合は会社経由で手続きを済ませられる場合もありますが、フリーランスなどの場合は国民健康保険の窓口で手続きを済ませる必要があります。
健康保険証は後述する乳幼児医療費助成金の申請にも必要なので、できるだけ早く手続きを済ませたいですね。
僕は勤めている会社の担当部署が手続きを行ってくれました!
乳幼児医療費助成金(健康保険証が届いてから)
必要書類:健康保険証、身分証明証
期限:健康保険証が届いてからできるだけ早く
0歳~小学6年生まで医療費の助成が受けられる制度です。
健康保険証は役所の手続きを済ませてから手元に届くまで1~2週間かかります。そのあとに乳幼児医療費助成金の申請を行って、医療証を入手しなければいけません。
医療証がなくても後から役所で手続きをすれば変換してもらえます。でもそれはちょっと面倒。ただでさえ子育てで忙しいですからね。
子供は体調を崩しがちです。できるだけ早く健康保険証と医療証を手に入れたいですね。
出産育児一時金(直接支払制度を利用した人以外)
必要書類:医療機関等から渡される合意文書のコピー、出産育児一時金請求書(医師の証明済のもの)、出産費用の領収・明細書のコピー
期限:出産翌日から2年以内
出産育児一時金とは、国民健康保険から支給される補助金です。子ども1人につき、42万円の補助を受けることができます。
出産育児一時金は直接支払制度というものがあります。医療機関の窓口で出産費用を支払う時に清算金額から出産育児一時金の42万円を引いてくれるんです。産院で手続きを済ませられるので圧倒的に楽です。
直接支払制度を利用できない場合、または出産費用が42万円以下で差額を受け取る必要がある人は役所の窓口で手続きを行いましょう。
高額医療費(帝王切開の場合)
期限:診察日の翌月~2年の間
各月の1日~末日までにかかった医療費の合計金額が高額になった場合、自己負担限度額を超えた分は高額療養費として戻ってきます。自己負担の限度額は、年齢や所得によって変わります。
通常の出産は対象外ですが、帝王切開など保険の対象となる医療行為が施された場合には高額医療制度が適応されます。
出産後の手続きをスマートに済ませましょう
出産を通じて感じたことは、子供が産まれる感動と男親の無力さです。。
旦那が活躍すべきは出産後からです。まずは子供の手続きをスマートに済ませたいですね。
もちろん事前に手続きについて把握しておくことが望ましいです。ただ詳しいことがわからなくても、必要書類をもって役所の窓口に行けばOK。手続きについてわからないことはすべて教えてくれますからね。
とにかくスピードが大切!子供が産まれたら、できるだけ早く手続きを済ませましょう。